国府市場の家
 施主にとって、家は家族が安心して休むことの出来る「ねぐら」である。 また、人の「居場所」としての家は週末を家族で楽しむウイークエンドハウスの役目もあると思う。  計画地は東岡山に近い、まだ田園風景の残る温暖な、災害の少ない場所であるが、唯一、北風の強い地域である。北側に2階建て部分を配置、東西に平屋部分を設け、南に開かれた中庭を計画した。週末に、友人家族を招いてのミニパーティーで活躍するはずである。中庭の大半を占める「ゴロタ石」は、広い庭の植栽の世話の心配をされていた施主に、ドライな庭の提案をした。中庭を囲む大きな庇は、外部と内部を隔てる境界領域(バッファーゾーン)である。夏の直射日光・輻射熱を遮り、天候に関係なく窓を開放できる。自然を享受しながら日常生活を楽しむ、日本古来の伝統建築に倣っている。
国府市場の家

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