冨の家
 中国山脈の豪雪地帯の過疎地に建つ、若い家族のための住宅。この地の自然に惹かれて移り住んだ施主にとって、日常生活の中で自然を楽しみ、それと対峙できることが大切であると思われた。  居間の延長としてのテラスは、屋根を支える柱に囲まれることで、わずかに外との境界を感じられる。テラスの高さは、平均降雪量に合せてある。冬は外が雪に埋まり、居間・テラス・外部空間は同レベルを共有し、内部空間の存在を顕在化してくれる。夏には谷風の通り道となり、大きな屋根が直射日光を遮る。テラスは、富の自然を楽しむためのバッファーゾーンである。
冨の家

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